今回は”彼はこれは復讐ではないと言ったネタバレ!仮面の人物がいじめ加害者たちを成敗していくストーリー”のテーマをお伝えします。
「彼は『これ』は復讐ではない、と言った」は、いじめで過去に1人の人生を壊したいじめ加害者の6人が、仮面の謎の人物が近づき、悲劇が起きていくという物語です。
コミックシーモア先行配信で、青年マンガ部門でも上位にランクインしている作品です。
今回は「彼は『これ』は復讐ではない、と言った」のネタバレと感想をお伝えしていきます。
それでは早速、「彼はこれは復讐ではないと言ったネタバレ!仮面の人物がいじめ加害者たちを成敗していくストーリー」と題して進めていきましょう。
Contents
彼はこれは復讐ではないと言ったネタバレ!
まずは主要登場人物の紹介をしていきます。
小嶋 龍吉(こじま りゅうきち)
学生時代将棋のプロを目指していたが、いじめによりすべて奪われてしまった。
渡辺 和馬(わたなべ かずま)
いじめ加害者のうちの1人。会社員で、人あたりがいいと周りからは評判。
和田 数子(わだ かずこ)
いじめ加害者のうちの1人。バーの店員。
北井 新一郎(きたい しんいちろう)
いじめ加害者のうちの1人。高校の教師。
大久保 利則(おおくぼ としのり)
いじめ加害者のうちの1人。
田佐中 優子(たさなか ゆうこ)
いじめ加害者のうちの1人。
渋根 周(しぶね しゅう)
いじめ加害者のうちの1人。リーダー格。
謎の仮面の人物が、重要ノートをもとに6人を陥れるため、動くことで物語は始まります。
ここからは、彼はこれは復讐ではないと言ったのネタバレを含みますので、ご注意ください。
彼はこれは復讐ではないと言った1話!
いじめ加害者のうちの1人、和馬はバーに来ていました。
そのバーは、同じいじめ加害者のうちの1人である数子のお店です。
2人は、高校時代を思い返していました。
龍吉をいじめていた頃の写真を見て、楽しかった、と笑っているのです。
和馬はあるソフトを売る会社で働いています。
取引先からもいい印象を持たれている様子。
女性にも、ブランド品を渡し、くどく和馬。
人当たりがよく、余裕があると思われているのです。
そんな和馬を車の中から見ている影。
龍吉がいじめの詳細を書いていた「重要ノート」を読み、あと少しだと言います。
龍吉は、高校時代将棋のプロを目指していて、将来有望だと言われていました。
ある日、学校で重要ノートを書いていたところ、6人の生徒に話しかけられます。
重要ノートの中身を見られ、優子からプロを目指しているなんて生意気、と言われてしまいます。
他の生徒からも、文章が変だ、テストはいつも赤点、などバカにされ、プロなんて冗談だろ、と言われてしまうのです。
そこで周は、試合でズルをしているんだ、と言いがかりをつけてきました。
そんなことはしていない龍吉。
ですが、周は勝手に決めつけ、お仕置きをすると言うのです。
龍吉が家に帰ると、将棋の試合に出場停止との電話が。
一時的な措置だから、将棋連盟に来るように言われました。
早速出かける龍吉。
外に出ると、6人の生徒が外で待っていました。
もちろん、いじめ加害者である6人です。
将棋連盟に行こうとしていることを知っている様子です。
周が、龍吉は不正をしていると将棋連盟に伝えたというのです。
その収拾に出向かなければ、永久に除名され、プロになる機会も与えられない、と笑う周。
龍吉は6人に捕えられ、物置のような場所に閉じ込められるのです。
イカサマなんてしてない、と主張する龍吉に、優子は周がそう決めたから事実はどっちでもいいんだ、と言い切ります。
周は龍吉に、物置を閉める前にこれから君はおもちゃだ、と言い放つのです・・・。
これによって龍吉はすべて奪われてしまったのです。
その内容が書いてある重要ノートを握りしめているのは、仮面を被った謎の人物でした。
いじめ加害者の6人は許さない、と。
彼はこれは復讐ではないと言った2話!
待ち合わせ場所で、咲という女の子を待つ和馬。
待ち合わせ時間も過ぎている中、やっぱり会えない、というメッセージが送られてきます。
そのメッセージには、他の女性と和馬がデートをしている画像が添えられていたのです。
いろんな女性に手を出しているなら、信じられないということでした。
女性から振られた和馬。
さらに、会社の上司から呼び出され、会社の金を盗んでいると言われてしまうのです。
会社を謹慎するよう、言い渡されてしまうのでした。
急に地獄に落ちたかのような和馬は、数子の店でヤケ酒をしています。
女性の件も、会社のお金の件も、同一人物からのタレコミであることはつかめたのですが、誰かがわからないのでした。
帰り道、潰れてしまった和馬に、男性が水を差し出しました。
その水を、何も疑うことなく飲む和馬。
和馬は、水を飲んだ途端、意識を失いました。
次に目を覚ましたときには、手足を椅子に固定され、身動きが取れない状態だったのです。
そこに、仮面をつけた謎の人物が現れるのです。
彼はこれは復讐ではないと言った3話!
高校時代、龍吉は暴力を受けていました。
暴力は日に日に過激になっていき、ブロックを投げられることもありました。
そして現在、和馬は自分の前に立ちはだかる仮面の人物に、お前は誰だと問います。
仮面の男はその問いには答えず、持っている重要ノートの内容を読み上げるのです。
その内容は、龍吉に対してしていた、いじめの内容でした。
目薬と言われて、ラー油を入れてきたというもの。
それを聞いた和馬は、目の前にいる人物が龍吉であると考え、龍吉か?と聞きます。
仮面の人物はそれにも答えず、和馬の目にラー油を垂らすのです。
苦しみ、許しを乞う和馬。
それには目もくれず、ナイフで和馬を刺してしまうのです。
一方、和馬の同僚たちは和馬の噂について話していました。
和馬が会社のお金を盗んでいたことが噂になっていたのです。
その後、和馬が遺体となってゴミ捨て場で発見されたことが報じられるのでした。
仮面の男は、これは始まりであると。
次は北井新一郎だ、とターゲットを定めていたのです。
彼はこれは復讐ではないと言った4話!
いじめ加害者の1人和馬が殺され、バーに集まる他の5人。
なんで殺されなくてはならなかったのか、と話しています。
周は、龍吉じゃないか、と推測します。
殺された方法が、いじめと同じであることから、龍吉の可能性があるというのです。
それを聞いた周以外の4人は、次は自分たちが狙われるのではないかと恐怖を抱きます。
周は、次に狙われることがあれば龍吉の仕業だ、と笑みを浮かべます。
次に狙われること可能性があることを予見しているのです。
一方で、警察は今回の惨殺という犯行から、恨みをもつ人物だと推測していました。
ベテラン刑事である山さんも、この事件を慎重に鑑定するのでした。
いじめ加害者の1人、新一郎は高校教師をしています。
ある日、真一郎が担任をしているクラスの女生徒宮山が、新一郎に感謝の言葉を述べたのです。
いじめがなくなったのは新一郎のおかげだ、ということでした。
新一郎は宮山に対し、何かあったら俺が守る、と伝えるのです。
宮山が自分に惚れていると思い込む新一郎。
そんな新一郎を離れた場所から仮面の人物が見ているのでした。
彼はこれは復讐ではないと言った5話!
現役の女子高生を関係をもてるチャンスだと思った新一郎は、宮山に休みの日には何をしているのかを確認します。
休みは家にいる、という宮山。
そこで、次の休みに・・・と誘おうとすると、宮山が窓の外を見て悲鳴を上げます。
外に幽霊がいたというのですが、新一郎が確認しても何もいないのです。
宮山は恐怖で口を閉ざしてしまい、新一郎の誘いは消滅しました。
宮山を誘えなかった新一郎はイライラしつつも、宮山が見たのはもしかしたら龍吉ではないか、と予想します。
後日、放課後にまた同じ影が現れました。
その影に対し、いじめぐらいで和馬を殺すなんておかしい、と言います。
ですが、なんとその扉の向こうにいたのは宮山だったのです。
宮山は、過去に真一郎がしていたいじめの内容が自分に送られてきたと言います。
最初はこの内容をいたずらだと思っていた宮山ですが、先ほどの発言により事実だと確信し、新一郎に対する信頼を無くしてしまいました。
去ろうとする宮山に対し、新一郎は襲いかかってくるのです。
彼はこれは復讐ではないと言った6話!
拒絶する宮山に襲いかかる新一郎。
抵抗して叫ぶ宮山を殴りつけます。
恐怖で声を出せなくなる宮山。
そこに、仮面の人物が斧を持って現れます。
龍吉だろ、と仮面の人物に対して問う新一郎。
和馬の事件もあり、龍吉の復讐であると推測していたからです。
仮面の人物は、これは復讐ではなく敵討だと言うのです。
正体がわからないまま、新一郎に斧を振り下ろすのでした。
彼はこれは復讐ではないと言った7話!
数子のお店で、利則がお酒を飲んでいました。
龍吉の話をしていました。
そして、周と連絡がつかなくなってしまったことを報告しています。
周は身を守るために海外などに身を隠しているのではないか、と想像しているのでした。
また、和馬を殺したのは龍吉だと思うか、と尋ねます。
利則は、警察に任せておけないと思っており、どうにかしたいと考えていました。
そこで数子が、高校時代龍吉と仲の良かった小枝北斗という人物を思い出しました。
北斗に聞けば、何かわかるのではないかと。
高校時代、龍吉と北斗は仲が良かったのです。
中学、高校と同じ学校で、高校では同じクラスになり、仲良くなったのでした。
北斗は女装が趣味で、仲の良かった龍吉にはその秘密を話していました。
龍吉は気持ち悪がらず、認めて仲良くしていたのです。
龍吉も、ノートが見られたことをきっかけとして、自分の秘密を話します。
そう、2人は秘密を共有していたのです。
北斗は龍吉がいじめられていることを知っていましたが、助けることができなかったことを後悔しているのでした。
一方、場面は新一郎が殺された学校の教室で、山さんら刑事が捜査。
山さんは、いじめ加害者たちを殺しまわっていることの方が、世の中のためになっている可能性がある、と考えてしまうのでした。
彼はこれは復讐ではないと言ったネタバレ!まとめ

これまで”彼はこれは復讐ではないと言ったネタバレ!仮面の人物がいじめ加害者たちを成敗していくストーリー”のテーマでお伝えしてきました。
いじめ加害者の6人は救いようがないですね。
このまま全員仮面の人物に殺されてしまうのでしょうか・・・?
そして仮面の人物は本当に龍吉ではないのでしょうか?
先が気になる方はぜひ、「彼は『これ』は復讐ではない、と言った」を読んでみてくださいね。
それでは今回は、”彼はこれは復讐ではないと言ったネタバレ!仮面の人物がいじめ加害者たちを成敗していくストーリー”と題してお届けしました。