今回は”毒好き令嬢は結婚にたどり着きたいネタバレ！婚約者の浮気から始まる真実の結婚相手探し！”のテーマをお伝えします。
「毒好き令嬢は結婚にたどり着きたい」は、結婚直前に婚約者の浮気現場に遭遇してしまい、その結婚を自ら破談にすることから始まる物語です。
テンポよく読み進めれる痛快なストーリーとなっており、とにかく続きが気になる作品です。
今回そんな「毒好き令嬢は結婚にたどり着きたい」のネタバレと感想をお伝えしていきます。
それでは早速、”毒好き令嬢は結婚にたどり着きたいネタバレ！婚約者の浮気から始まる真実の結婚相手探し！”と題して進めていきましょう。
Contents
毒好き令嬢は結婚にたどり着きたいネタバレ！
まずは登場人物紹介をしていきます。
エレン・ボウエン
2週間後に結婚を控えている薬師。毒の扱いに長けている、ボウエン家薬師の後継者。
サムエル・コーレイン
エレンと婚約中。父親同士が決めた婚約者。
エレンは結婚直前の悲劇に、どう立ち向かっていくのか、そしてどう結婚に辿り着くのか？
ここからは、「毒好き令嬢は結婚にたどり着きたい」のネタバレを含みますので、ご注意ください。
毒好き令嬢は結婚にたどり着きたいネタバレ1話！
エレンは2週間後の結婚式に備え、メイドのハンナたちとウエディングドレスの試着をしていました。
サムエルとは父親同士が決めた婚約者ですが、愛してくれている、と幸せそうなエレン。
エレンは、外を散歩しながら草木をノートに取ります。
エレンは薬師であり、それが趣味であり仕事でもあるのです。
そんな中、揉めているような声がしてきました。
修羅場のような声であったため、戻ろうとするエレンたち。
ですが、聞こえてきたのはエレンの婚約者である「サムエル様」と呼ぶ女の声でした。
そこにいたのは、サムエルとメラニーという父親の知り合いである男爵家の娘でした。
メラニーは赤ちゃんができた、と泣いているのです。
サムエルはメラニーを心から愛している、子供を産んでくれと話していたのです。
メラニーのために部屋まで用意する、そこでこれからも愛し合おうとまで・・・。
サムエルはボウエン家の援助が欲しいだけのようなのでした。
惨めな気持ちになったエレン。
ハンナたちを連れてその場を去ります。
部屋で泣くエレナは、やるべきことをやらなければ、と立ち上がります。
ダンユース家に向かう一行。
目的は、ダンユース夫人に今回分かった浮気の事実を話すことでした。
理由は、ダンユース夫人は噂話が好きなことと、サムエルの実家であるコーレイン伯爵家と仲が悪いこと。
浮気のことを伝えれば、噂を広めてくれるだろうとの目論見です。
自分の父親はコーレイン伯爵と親友のため、愛人くらい受け入れろ、と言い出しかねない。
母親は行動力があるので、サムエルとメラニーの命を奪いかねない。
そのため、エレンは今回の行動に出たのです。
今までサムエルを愛していたことに吐き気を感じるエレナ。
ハンナはダンユース夫人が噂を立てるとエレンの名誉に傷がつくのでは、と心配します。
エレンはどっちみち傷がつくので、自分の人生を守る、と伝えます。
ハンナはエレンが、いつもと違って行動的なことに、驚くのでした。
エレンも、さすがにこの結婚は地獄だと考えているのです。
ダンユース家に到着するエレン一行。
ダンユース夫人にサムエルの浮気を伝えます。
メラニーが妊娠していることまでしっかりと。
その話をしていくと、涙が出てきてしまうエレン。
それで、自分が悲しかったのだ、ということを改めて認識するのでした。
ダンユース夫人は、エレンを助ける、と言ってくれたのです。
話を聞いてくれたダンユース夫人に、サメの内臓から採れた油の保湿剤を渡すのでした。
翌日、あとは待つだけとなったエレンは、いつものように薬師の仕事をしています。
ボウエン家で作る薬の秘訣は、最後のひと工夫にあり、それはエレンと母親、護衛のステファンのみが鍵を持っている部屋にあるのでした。
そんな中、伯父がやってきます。
会話に聞き耳を立てると、どうやらダンユース夫人は伯父に伝えたようなのです。
その後コーレイン家の馬車もやってきました。
ハンナが、エレンを呼びにきます。
泣き寝入りはしない、と決意し、呼び出しに応じるのでした。
毒好き令嬢は結婚にたどり着きたいネタバレ2話！
話し合いの場には、エレンの両親に、サムエルと父親がいました。
エレンが座るなり、サムエルはエレンに謝罪。
サムエルの父親も謝罪し、許してほしいと懇願します。
エレンの父親はサムエルとメラニーが非常に親しい仲である噂をすでに知っていました。
エレンはメラニーを同席させなくてはおかしい、と主張。
母親もそれに同意し、メラニーがやってきました。
そして、メラニーはサムエルと愛し合っているとはっきり言いました。
エレンは先日見たことを伝え、冷静です。
父親にどうしたいか聞かれたエレンは、身を引く、と伝えます。
それを聞いたサムエルは驚いた様子。
エレンがそう言わないと思っていたようなのです。
エレンは結婚前に相手を寝取られたと惨めな妻になりたくない、メラニーは妊娠しているからサムエルと結婚させるべき、と続けます。
それを聞いたサムエルの父親は、サムエルを殴ります。
エレンは笑顔でサムエルとメラニーにお幸せに、と伝えます。
本当にいいかと尋ねるエレンの父親。
ボウエン家が援助するお金で部屋を借り、親子で暮らしたいと言っていたことも暴露します。
親友の息子とはいえ、流石に怒る父親。
そしてエレンははっきりと、サムエルには未練がない、と言い放ちます。
サムエルの父親は、ボウエン家に見捨てられると破産してしまう、見捨てないでほしいと懇願してきます。
ですが、今までの援助についても、返金、今後も資金援助はしない、と伝えられました。
サムエルはエレンに、父親に援助を頼んでほしいと頼んでくるのです。
そこでエレンの母親が立ち上がり、サムエルに激怒するのでした。
エレンがメラニーに、家を出ていくこと、メラニーの父親にも事情を説明することを伝えました。
それでその話し合いは終了となりました。
その後、母親から呼ばれるエレン。
噂をばら撒かせた相手は誰か問いただされます。
エレンはダンユース夫人だと正直に答えます。
この先どうするのか尋ねられたエレンは、ひと月ほどデボックの山小屋に行き、その後は結婚相手を探そうと思うと伝えました。
母親は、エレンを膝のあたりに来るように呼ぶと、エレンを気遣います。
メラニーの妊娠は本当なのか、と聞くと、どうやら妊娠自体嘘のようなのです。
取り乱さないエレンを心配する母親。
そんなエレンの母親は、毒の扱いに詳しい薬師で、知識と技術を女系相続で伝えているのです。
伝統に従い、エレンが継承することになっているのです。
3姉妹の末っ子であるエレンが継承する理由は3つ。
- 薬への関心の強さと理解の深さ
- 解毒能力の高さ
- 情緒の安定
この3つだったです。
姉たちはそこに当てはまらず、すでに他家に嫁いでいるのでした。
山小屋にはハンナとステファンを連れて行って羽を伸ばすことにするエレン。
翌日、げっそりしているエレンの父親。
エレンに自分の親友の息子がした仕打ちを謝りつつ、新しい結婚相手を選ぶ、と言います。
エレンは自分で探してみたい、と言いますが、母親の助言により、2人で探すことにします。
早速デボックに出発するエレン一行。
到着し、晩御飯を食べていると、外から音がするのです。
毒好き令嬢は結婚にたどり着きたいネタバレ3話！
外の様子を見にいくステファン。
エレンは、危険があるといけないのでハンナと奥の部屋に隠れます。
ステファンは外にいるのは男1人と判断し、中に入れると、男は肩に怪我をしているようなのです。
エレンはその男をベットに寝せ、周囲の確認をするようにステファンに指示を出します。
ハンナには、お湯を沸かすように指示。
エレンは男の状態を確認します。
傷の中に異物がないかも直接確認。
匂いから、毒が塗られていることがわかり、薬を作ることにします。
薬をいくつか飲ませ、手当てを続けるエレンに、ステファンは警備隊に通報しよう、と提案します。
エレンはコラッソンの毒という珍しい毒が使われていたので、解毒剤の効果を観察したいと言います。
毒のことになると譲らないと分かっているステファンは、納得し、片付けに回るのでした。
コラッソンの毒は、暖かい国でしか育たないものでした。
なぜそんな毒矢を打たれたのか、何者なのかが謎でした。
翌日、少し回復した男は、エレンにお礼を言います。
男はケインと名乗りました。
手当てを続けるエレン。
その様子を見てケインは、医者かと尋ねます。
エレンは薬師だと答えます。
コラッソンの毒が使われていた、どんな人が毒矢を放ったか聞きますが、わからない、としか答えられないケイン。
傷が化膿する心配がなくなるまでしばらく回復に専念するように伝えると、ケインはネックレスを渡してきました。
エレンは治療費は不要だ、とネックレスを返します。
エレンとしては、回復過程の記録も取れたので、満足だったのです。
そこから10日間で傷は順調に治りつつありました。
帰りも、ステファンに送らせます。
ケインを送り届け、戻ったステファンはエレンにお人好しも大概に、と軽い説教をします。
危険な目に合うかもしれないことを懸念していたのです。
念の為の出口である通路の確認をしにいくステファン。
その通路から出てきたステファンをエレンは待っていました。
ステファンの頭に落ち葉がついており、それを取ってあげると、ステファンは顔を赤らめてしまうのでした。
そして、サムエルがなぜエレンを裏切ったのか、殺してやりたい、と考えてしまいます。
一方、ハンナは海岸にいました。
ステファンとは兄妹。
家は小さな貿易商で、経営が苦しかったときにお得意様だったエレンに助けてもらったのです。
そして使用人としても雇ってくれたというのです。
そんな恩のあるエレンを慕うハンナ。
サムエルには当然怒っていたのですが、ステファンも心底怒っていたのです。
そんなことを考えるハンナは、エレンのために好きな貝のバジル炒めを作ろう、と思うのでした。
まとめ
これまで”毒好き令嬢は結婚にたどり着きたいネタバレ！婚約者の浮気から始まる真実の結婚相手探し！”のテーマでお伝えしてきました。
最低な浮気発覚から、冷静に明るく振る舞うエレンはかっこいいですね！
ステファンとの関係も気になるところです。
先が気になる方はぜひ、「毒好き令嬢は結婚にたどり着きたい」を読んでみてくださいね。
それでは今回は、”毒好き令嬢は結婚にたどり着きたいネタバレ！婚約者の浮気から始まる真実の結婚相手探し！”と題してお届けしました。