今回は、”娘がいじめをしていましたネタバレ全話!どんないじめをしていたのかご紹介!”と題してお届けします。
「娘がいじめをしていました」は、全4章で、しろやぎ秋吾の作品です。
この作品は「立ち行かないわたしたち」シリーズで、コミックエッセイと、セミフィクションです。
最近、広告でもよく目にするので内容が気になる方も多いと思います。
そこで今回は、「娘がいじめをしていました」の全章をネタバレしてお伝えしていきます。
また、いじめの内容のみ知りたい方は、どんないじめをしていたのかもまとめていますので、サクッと答えを見て下さいね♪
それでは早速、「娘がいじめをしていましたネタバレ全話!どんないじめをしていたのかご紹介!」と題して進めていきましょう。
Contents
娘がいじめをしていましたネタバレ全話!
まさか、自分の娘がいじめをしているなんて・・・。
そんなことを思ってもみなかった小学5年生の娘を持つ赤木加奈子(あかぎかなこ)が、自分の娘がいじめをしていることを知ってしまうことから発展していくストーリーです。
加奈子は、中学生の時にいじめられた経験があるのです。
そんな加奈子の娘がどんないじめをしていたのか?
ここからは、娘がいじめをしていましたのネタバレを含みますので、ご注意ください。
娘がいじめをしていましたネタバレ1章
赤木家の居間で流れる小学生のいじめ自殺のニュース。
それを見て、加奈子とは夫である祐介(ゆうすけ)は話をしていました。
祐介が、スマホを持たせるからダメ、と言っている時、お風呂から、2人の娘である愛(まな)がやってきて、スマホを欲しがります。
詩織ちゃんと一緒に動画を撮ろう、と誘われたというのです。
それを聞いていた加奈子は、「詩織ちゃん」がどんな子かわからず、どんどん娘の学年が上がるにつれて人間関係がわからなくなるな、と思います。
そしてふと、「小春ちゃん」という低学年のとき仲の良かった子のことを話に出します。
愛は、「小春ちゃん」とは今あまり交流がなさそうなのでした。
そして学校でいじめはないよね?と愛に尋ねます。
それに対して愛はない、クラスはみんな仲良い、と伝えます。
それを聞いて安堵する加奈子なのでした。
場面は変わり、馬場家。
この家は馬場千春(ばばちはる)、その娘である小春(こはる)、夫である大樹(だいき)が住んでいます。
小春は、千春に何かを伝えようとしますが、大樹が現れると小春はなんでもないと伝え、そのまま寝室に向かってしまいます。
違和感を感じた千春は、ドライブにいこう、と小春を連れ出します。
新しいクラスは慣れたか聞く千春。
うん、とだけ答える小春。
千春は、小さい頃よく遊んでいた「愛ちゃん」の話をします。
そうすると、堰を切ったように泣き出してしまう小春なのでした・・・。
どうやら、小春は赤木家の娘である愛に嫌がらせをされているようなのです。
家に帰って眠る小春を見ながら話をする千春と大樹。
嫌がらせの内容は、無視。
他の詳しいことは教えてくれないのです。
大樹は小春が言い出せるようになるまで待とう、と言いますが、千春は放って置けない様子。
翌朝、学校に行く小春をいつも通り見送った後、昨日聞いた話を学校に伝える千春。
数日後、特に学校からの連絡がなく、小春も暗いままで焦る千春は、愛の保護者に連絡しようか・・・動かない方がいいか・・・と悩んでいました。
そんな時、普通に学校に通っているはずの小春が帰ってきた姿は、膝から血を流した姿だったのです。
一方、千春からの電話に出る加奈子。
愛が小春をいじめている、という内容でした。
反射的に謝った加奈子ですが、愛にも話を聞かなければわからない。
愛に、学校はどうだった、小春と何かあったか、と聞くと何もない、と笑顔の愛。
それを見た加奈子は、我が子は嘘をついていると確信します。
電話もきているのでさすがに何もない、ということはないと思ったのです。
祐介の帰りを待ちながら、つい子供がいじめた時という検索をしている加奈子は愛のことを疑っている自分に気づきます。
もし本当にいじめていたら、自分の娘が許せない。
そう思いながら祐介の帰りを待ち、3人での話し合いを迎えます。
加奈子は、祐介が帰った3人の場で、今日千春から愛が小春をいじめている、無視されたり、悪口言われたりし、さらに今日は怪我までさせたれたと話します。
謝罪に来てほしいと言われたと。
祐介はうろたえつつ、愛の話をきこう、と伝えます。
愛は、小春がしつこいから無視はした、ウザイとも言ったけど誰にでも言うし普通だ、それはいじめじゃない、と言います。
それを聞いた祐介は、愛を庇いました。
怪我についても、ぶつかっただけだと言う愛。
祐介は悪気があったわけじゃないからいいんじゃないかと加奈子に伝えます。
しかし、加奈子は激怒。
相手が傷付いたらいじめなのだ。
そして、何もない、と言ったのは嘘だったのか。
そう愛に怒鳴りつけます。
泣いてしまう愛。
明日謝罪に行く、と言うことで一度話は終わりました。
加奈子は、被害者ぶる愛が憎くて怒りをぶつけたんだ、と1人で考えます。
それは自分の中学時代のいじめが影響していました。
やられた側は一生忘れないし、許さないと思っているのだ。
愛も小春に許されないのかもしれない。
そんなこと考え、眠れない加奈子。
何が悪いかスマホを見ながら何が悪かったかぐるぐる考え込んでしまいます。
そしてその週の土曜日の朝。
赤木家の3人は、馬場家に謝罪に出かけます。
取り返しのつかないことをしてしまったことを謝る赤木家。
学校が何もしないので、こうするしかなかったと伝える千春。
そして、小春は部屋にこもってしまい、愛に会いたくないと言っていると告げます。
帰り際、馬場家を出るときに再度頭を下げる加奈子と祐介。
家の奥を見ると小春が見ていました。
無理やり愛の頭を下げさせ、家を後にします。
帰路の車内で、祐介はいじめは悪いことだし、小春は許してくれないかもしれないけど謝れたから、もう同じことはしない、と伝えるのでした。
娘がいじめをしていましたネタバレ2章
もうすぐ夏休みが終わる8月末。
加奈子がスマホのSNSを見ていると、愛に対するいじめの告発が、顔写真つきで拡散されているのを発見してしまいます。
時は遡って6月末の馬場家。
赤木家が謝罪に来て1ヶ月後のことです。
小春は不登校になってしまいました。
不登校になって数日は、担任の先生が来てくれていました。
ですが、そのうち来なくなってしまい、朝電話が来るだけになりました。
クラスの子がプリントを持ってきてくれたり、勉強に遅れないように千春は早めに帰って一緒に勉強します。
学校に行こうともしましたが、小春は朝になると行けなくなってしまうのです。
そんなある日、千春は職場でフリースクールのことについて話を聞きます。
そのことについて、その夜大樹と話し合う千春。
言い合いになっているところを、小春は隠れて聞いていました。
そして夏休みに入ります。
学校がない分、小春は気が楽そうな様子。
そんな中、家族で遠出します。
大樹は小春に、逃げているだけだとこのまま逃げっぱなしになってしまう、頑張って学校に行こう、と伝えました。
それをあまりよく思っていない千春は、フリースクールについて職場の人に詳しく聞きます。
自らも、フリースクールについて調べる千春。
ただ、普通に学校に通ってほしいというのが千春の願いなのです。
そんな中、スーパーで同じ学校のお母さんに話しかけられました。
清水という、詩織の母親でした。
流れで、愛いじめられたことを話す千春。
清水は、千春にそれは犯罪だ、とはっきり伝えます。
清水が怒ってくれたことで、少しスッキリするのでした。
そのまま帰宅すると、家にいた小春が急に学校に行きたい、9月から頑張ると宣言。
保健室から始めてみよう、という話になります。
そして教室に入る練習をみんなが帰った後にしてみることになるのです。
ですが、いざ登校日の朝になると、縮こまり学校に行けない小春。
そんな様子を見て、千春はイライラしてしまいます。
謝ったって、済まない、終わらないんだ、と。
そしてこの章の最初、赤木家に戻ります。
加奈子がSNS上の拡散を見て、まさか千春が?と考えますが、まずは消さなきゃ、と慌てます。
そんな中、愛が帰宅。
雨が降っており、ビシャビシャで帰ってきました。
傘は、誰かが間違えて持っていってしまったと言うのです。
娘がいじめをしていましたネタバレ3章
SNS上で拡散されている内容を見た加奈子は、愛から聞いていたいじめの内容以上のものがあったことを知ってしまい、愛を信じることができなくなってしまいます。
悲惨ないじめの内容で、愛に対してもう心を開くことができなくなってしまうのです。
小春の代わりに愛がいじめられるようになったと聞いても、加奈子は何も思えないのでした。
一方で、千春も小春が思っていた以上の悲惨ないじめにあっていたことを知り、謝罪だけでは許されない、足りない、と赤木家に対しもっと訴えることを決意。
学校に対して、適切な処置をするように要求します。
その訴えに便乗し、他の保護者が集まって、参加を申し出てくる事態になるのです。
そんな中、SNS上で顔写真や名前、学校までもが拡散してしまった愛。
とうとう、第三者から危害を加えられるという事件が起こってしまうのでした・・・。
娘がいじめをしていましたネタバレ4章
第三者から危害を加えられるという事故があったのをきっかけに、再びしっかり愛と向かい合うことを決めた加奈子。
学校側から、今回のことで保護者会を開くので、来て欲しいと連絡をもらったため、1人で学校に向かいます。
その保護者会の場で、加奈子は他の保護者から一斉に非難を浴びることになります。
千春は、非難を浴びる加奈子を見て、自分の行動が間違っていたのかも、と感じるようになります。
他の保護者たちは、自分の子供は無関係だ、と主張していたのです。
それを見た千春は、自分のやったことはあまり意味のないことだったと思うのでした。
もっと、小春の気持ちを聞くべきだったと。
一方、赤木家はSNS上で拡散されたことによる嫌がらせが続き、引っ越しをすることになります。
加奈子は、小春を傷つけた償いを、愛と共に背負っていくことを決意するのでした。
【娘がいじめをしていました】どんないじめをしていた?
愛が小春にしていたいじめは
- ウザイと暴言を吐く
- 無視をする
- 怪我をさせる
といったものになっています。
上記を見ても分かる通り、いじめが行動がどんどんエスカレーターしていますよ。
ぶつかって転ばせ、膝などを怪我させてしまう他にも、、もっと悲惨ないじめもあったとの描写がされています。
このことからも、大人の見えないところで、想像も付かないいじめを受けていたことが予想できます。
それによって、小春は不登校になってしまった事態にまでなりました。
まとめ
これまで”娘がいじめをしていましたネタバレ全話!どんないじめをしていたのかご紹介!”のテーマでお伝えしてきました。
いじめられている側のお話ではなく、いじめている側のお話も見れる、新鮮で考えさせられるお話でした。
SNSでいじめた側が拡散され、それが元になって嫌がらせを受ける、という内容も、現代ならではですよね。
ぜひ、読んでみてくださいね。
それでは今回は、「娘がいじめをしていましたネタバレ全話!どんないじめをしていたのかご紹介!」と題してお届けしました。