今回は「かつて女の子だった人たちへネタバレ全話!最終回の考察や感想もご紹介!」のテーマでお伝えしていきます。
この物語は、主人公の令美(レミ)による略奪愛と周辺の人間関係を描いたものです。
自身に見合った男を捕まえるために、自分磨きを怠らない冷美。
ある日、幼馴染の弓(ユミ)から気になる人として紹介された敬士(タカシ)との出会い。
その敬士のルックスやスペックは令美の結婚相手の条件としてどストライクのものでした。
幼馴染の気になる人という存在にも関わらず、アプローチを始める令美。
果たしてこの略奪愛の先に待ち受けるものとは何なのでしょうか。
それでは早速、「かつて女の子だった人たちへネタバレ全話!最終回の考察や感想もご紹介!」と題して進めていきましょう。
Contents
- 1 かつて女の子だった人たちへネタバレ全話!
- 1.1 かつて女の子だった人たちへネタバレ1話!出会い
- 1.2 かつて女の子だった人たちへネタバレ2話!関係性の進展
- 1.3 かつて女の子だった人たちへネタバレ3話!不穏な影
- 1.4 かつて女の子だった人たちへネタバレ4話!浮気の発覚
- 1.5 かつて女の子だった人たちへネタバレ5話!弓の計画
- 1.6 かつて女の子だった人たちへネタバレ6話!令美編の終幕
- 1.7 かつて女の子だった人たちへネタバレ7話!推し活を楽しむ女
- 1.8 かつて女の子だった人たちへネタバレ8話!タブーを犯してしまった芽里
- 1.9 かつて女の子だった人たちへネタバレ9話!ミヤナとの和解
- 1.10 かつて女の子だった人たちへネタバレ10話!レイキからの連絡
- 2 かつて女の子だった人たちへ最終回の考察!
- 3 かつて女の子だった人たちへの感想は?
- 4 まとめ
かつて女の子だった人たちへネタバレ全話!
現在判明している1話から7話までの内容をネタバレして紹介していきます。
ここからは、かつては女の子だった人たちへのネタバレを含みますのでご注意ください。
かつて女の子だった人たちへネタバレ1話!出会い
この物語の主人公である久原令美は、自分磨きを怠らない容姿の整った女性です。
普段からメイク、服装、ヘアスタイル、ネイルなどに気を使っており、その自己投資のために通勤時間が1時間30分もかかる場所から通うほどです。
会社では容姿や立ち振る舞いに対し上司、特に男性からの評判は良好です。
しかしその反面、女性社員は令美の態度や振る舞いに嫌悪感を持っている人が多く、陰口を言われるほどの嫌われようでした。
その事実については彼女自身も気づいており、そのような態度をとる女性社員に対し「ブスは黙ってろ」と心の中で吐き捨てていました。
ある日、令美は幼馴染である弓から連絡を受け一人の男性と会うことになります。
その男性は弓が思いを寄せている人物で、令美にチェックをしてほしいという話でした。
食事会に現れた男性は松田敬士と言い、ルックス、キャリア、そしてこれからの将来性が高く令美が求める男性そのものでした。
「この男 欲しいな」
そう思った令美は弓がお手洗いに立った隙に、敬士と連絡先を交換するのでした。
そして当初の弓からの依頼など気にすることなく、敬士へのアプローチを始めます。
敬士も令美からのアプローチにまんざらでもない様子で、2週間後には弓についての相談という名目で2人は会うのでした。
ここから令美による略奪計画が始まります。
かつて女の子だった人たちへネタバレ2話!関係性の進展
幼馴染の弓が思いを寄せている敬士と令美は、何度も密会を重ね二人は体の関係を持つまでになっていました。
「ユミが好きになった男はみんな私を好きになる。ブスはブスらしくしていれば良いのに。」
令美は小さい頃から弓に対して見下すような感情を持っていたようです。
その背景として、二人の対極的な家庭環境の違いがありました。
容姿は自分の方が優れているのに、自分より下のはずの弓が幸せに暮らしていることが許せず、令美は嫉妬心を抱いていました。
そして令美と敬士は同棲の話まで出るほどの関係にまで進展します。
そんな関係を続けているにもかかわらず、弓からの恋愛相談に応援をするふりをしてこたえる令美。
そんなこととは知らない弓は、敬士と今度仕事の買い出しを二人で行くという話を令美にするのでした。
それを聞いた令美は新たに弓への嫌がらせを思いつきます。
敬士と弓の買い出し当日、令美は二人の後をつけます。
その後レストランに入った二人を確認した令美は、敬士だけを外に呼び出すのでした。
「ユミと買い物だって聞いてたんだけど、ちょっと嫉妬して来ちゃった」
そして令美は弓に見せつけるように、敬士に抱きついたのです。
かつて女の子だった人たちへネタバレ3話!不穏な影
令美は敬士との関係を弓に自白します。
弓からの略奪に成功した令美は、内心勝ち誇った感情を持っていました。
このままの勢いで敬士と結婚までいきたい令美は、敬士に結婚をほのめかす質問をします。
しかし敬士にはうまくはぐらかされてしまうのでした。
そしていよいよ同棲を始める二人ですが、家賃は折半な上に、家具などの購入は令美が出すこととなります。
さらに令美は敬士に不安を抱いていることがありました。
それは先輩に教えてもらいやっているというFXの存在です。
投資詐欺を心配する令美に対し、モラハラ発言をする敬士。
とうとう二人は大げんかをしてしまうのでした。
その後、仲直りはできたものの令美の不安がさらに高まる出来事が起こったのです。
ある日、残業で会社にいるとメッセージを送ってきた敬士でしたが、こっそり仕込んだ敬士のGPSは会社ではない場所を示していたのです。
この一件から令美は敬士の浮気を疑うこととなりました。
かつて女の子だった人たちへネタバレ4話!浮気の発覚
敬士の浮気を疑う令美は、証拠を探し始めます。
そんなある日、突然弓から連絡が来るのでした。
弓の震えた声を聴き優越感を取り戻す令美でしたが、それを吹き飛ばす誤送信メッセージが敬士から送られてきます。
すぐ削除されてしまいましたが、この出来事により浮気への疑惑が濃くなります。
さらに令美はその日の夜、敬士の携帯を確認し”みぃ”という浮気相手の存在を発見します。
絶対に許せない令美は、浮気現場に乗り込み二人感情を爆発させるのでした。
しかしその後、予想もしていない出来事が起こります。
かつて女の子だった人たちへネタバレ5話!弓の計画
令美と弓の過去の関係話から始まった5話。
過去の経験から弓は、令美の本性を理解していたのです。
ある日、同じ職場の松田から女の子を紹介してほしいと声をかけられます。
松田の社内の評判も知っていた弓。
ふと令美の存在が頭に浮かんだのです。
松田の存在だけでなく、自分との関係性も含め話をすれば人のものを奪う令美は狙ってくるのではないかと考えました。
今まで散々奪われてきた弓は、松田と結託して令美と会うことを決めます。
事前に令美がどんな女性で、人のものを奪うことにためらいのない人物であることを松田に説明し復讐を始めるのでした。
すべては弓の計画通りだったのです。
そして松田と別れた令美は、弓を呼び出します。
そこですべては弓の計画だったことを知らされた令美。
令美が今まで虐げていた弓の初めての一面に、驚きを隠せませんでした。
松田との連絡も取れなくなってしまった令美は、松田の会社にのりこむのですが...
かつて女の子だった人たちへネタバレ6話!令美編の終幕
6巻冒頭では、令美の幼いころの家庭環境がより鮮明に描かれました。
その家庭環境は荒んだもので、父親が母親を罵り、父親によるモラハラで心が歪んでしまった母親。
それにより母親は令美に対して”可愛い”を追求することを強いるようになったのでした。
松田との破局により金銭的に厳しい状況の令美は、一時的に荷物を預かってもらうため久しぶりに母親へ連絡をします。
この連絡の会話の中で令美は、母親と1つの共通認識を発見するのでした。
引っ越しが終わり新たな生活が始まった令美は、同時に異動を命じられます。
命じられた部署は今までの部署とは一転、退職を待つだけの古株が集まった部署でした。
周りの同僚たちは令美の状況をあざ笑い、味方は誰一人としていなくなってしまいます。
完全に孤立してしまった令美でしたが、借金があるため会社を辞めることもできず、雑務部署でつまらない日々を過ごすのでした。
さらに追い打ちをかけるように、松田が詐欺で逮捕されたと連絡が入ります。
すべてを失ってしまった令美。
そんなある日、人気のない場所で昼休憩をとろうとしていると弓と雰囲気の似た同僚を見つけます。
そしてその同僚との会話で、令美は自分の価値観が両親によって歪んでしまったことを知るのでした。
この出会いが令美を変えるきっかけとなり、令美編は終わりを迎えます。
次巻から新章スタート告知されており、別視点での物語が描かれるようです。
かつて女の子だった人たちへネタバレ7話!推し活を楽しむ女
7巻からは新章がスタートしました。
新章の主人公は平凡なOLの浅見芽里(あさみめり)。
そんな彼女の趣味はメンコンカフェ『メルティ』のキャストであるレイキを推す『推し活』です。
「推しがいるから退屈な人生でも意味がある」と言うほど熱量が高いようです。
足しげく『メルティ』に通う芽里は、レイキ本人からも「メリーさん」と呼ばれるほどのファンの一人となっていました。
そんなある日、レイキが『メルティ』のキャストを卒業し、地下アイドルのメンバーとしてデビューすることが決まります。
このことをきっかけに芽里の推し活に、歪みが起こり始めるのでした。
芽里は友人の唯(ゆい)を誘って、レイキのデビューライブを観に行きます。
運よく最前列の場所を確保できた芽里は、レイキに熱烈な応援をおくりながらライブを楽しむのでした。
しかしその行動は、周りから浮いた存在になってしまうほどのものだったのです。
そうとは知らない芽里は、後の推し活でもさまざまなことをやらかしてしまいます。
推しへの熱が上がると同時に、無自覚に空気の読めない行動をとってしまうのです。
生きがいである『推し活』が、芽里によくない変化をもたらしていきます。
かつて女の子だった人たちへネタバレ8話!タブーを犯してしまった芽里
いつものように仕事をこなす芽里。
仕事中もレイキことを考えながら、次のライブ参加を検討していました。
そんな時、友人の唯からある連絡が入ります。
その内容は自分たちがネットの掲示板で晒され炎上しているというものだったのです。
まさかの事態に驚きを隠せない芽里。
さらに芽里、唯それぞれのSNSまで特定され誹謗中傷のメッセージが送られてくるのでした。
レイキのデビューライブにて、どうやら知らず知らずのうちにタブーを犯してしまっていたのです。
まさかの洗礼を食らった怖さと、付き添いで来てくれただけの唯まで、炎上に巻き込んでしまったことを反省した芽里。
二度とライブに行かないと決意するのでした。
そう決意してしばらく経ったある日、芽里に推しのレイキから直接メッセージが届きます。
その内容は、デビューライブから来ていない彼女を心配し、またライブに来てほしいというものでした。
再びライブ参加することを決める芽里。
今までとは違う洋服、髪型で芽里とわからないようにし会場に向かうのでした。
なんとか会場に入ることができた芽里でしたが、そこで一人の女性に声をかけられます。
その女性はトモカと名乗り、芽里の炎上事件について知っていたのでした。
それを知っているうえで、彼女は芽里の見方であると主張し誤解を解くことができれば、ここになじむことができると話してきます。
かつて女の子だった人たちへネタバレ9話!ミヤナとの和解
ライブ会場で芽里に声をかけてきた人物はトモカといい、彼女は古参ファンである”ミヤナ”という女性を紹介してくれました。
トモカとともにミヤナに挨拶に行き、以前の件について謝罪します。
誠意を見せたことでわかってもらえた芽里は、無事に和解することができたのでした。
トモカからミヤナについて様々な裏話を聞くも、当面はミヤナに従うことを決意します。
再び推し活をできるようになった芽里。
以前の失敗を繰り返さないため、推し活のルールを少しずつ知っていきます。
それと同時に、芽里は推しであるレイキのことを一人の男性としてみるようになってしまいます。
しかし推しに対して恋愛感情を抱くべきではないと必死に抑えるのでした。
そして芽里は新たな問題にぶつかります。
それは推し活をするための資金です。
推し活をするため貯めていたお金も無くなってしまった芽里。
とうとう別の方法でお金を稼ぐことを決意するのですが、その方法とは…。
かつて女の子だった人たちへネタバレ10話!レイキからの連絡
推し活資金についてトモカに相談をする芽里。
それに対してやはり夜職をする人が多いとトモカは話します。
それを聞いて自分にはできないことだと思う芽里。
人に言えない仕事はできればしたくないとトモカは話をし、芽里に現地へ行くことを減らすのはどうかと案を出してくれます。
しかしわかってはいても推し活が止められない芽里は、どうにかしてお金を集めようとするのでした。
そんなある日、レイキから芽里に直接メッセージが送られてきます。
相談したいことがあるというレイキに呼ばれ、その夜二人だけで会うこととなります。
その内容は、自分に自信がなく、今のグループから脱退しようと考えているというものでした。
重い内容の話ではあったが、自分だけに相談してくれているという特別感からもっとレイキを支えたいと感じてしまうのでした。
レイキとの密会後、お金の工面について考えていると思わぬことが起こります。
なんと”うりの子”と間違われ声をかけられてしまったのです。
自分には絶対にできないとことと思っていた芽里。
しかしお金欲しさに芽里は自らの体を売ってしまうのでした。
かつて女の子だった人たちへ最終回の考察!
ここでは、かつて女の子だった人たちへの最終回について考察していきたいと思います。
今後の展開として敬士の外見で隠していた、内のクズさが浮き彫りとなってくるのではないでしょうか。
そしてその敬士と一緒に仕事をしている弓は、実は彼の本性を知っていたのかもしれません。
その上で自身が思いを寄せているふりをすれば、必ず令美は敬士との関係を持とうとすることを分かっていたのではないでしょうか。
今まで、すべて奪われてきた弓のどんでん返しの復讐という可能性が考えられます。
最高の幸せ、優越感に浸らせたうえでどん底に突き落とすというような計画であれば、なかなか恐ろしいものです。
弓の長い年月からきた憎しみの強さを、感じさせられる展開が待っているのではないでしょうか。
また、7巻からは、新章となり新しい主人公の物語がはじまりました。
推しのアイドルを巡った女同士の争いが描かれていくようです。
現代社会でもあり得る題材となっている新章、果たしてどのような話が描かれていくのでしょうか。
かつて女の子だった人たちへの感想は?
女性特有の嫉妬や妬みが絡む、人間関係が描かれている話だと感じました。
子どもの頃の家庭環境からつくられてしまった歪みは、令美にとって悲劇と言えるものです。
しかし、その感情を他人を陥れることに使ってはいづれ自分に返ってくるのだと感じます。
外見だけでは必ずどこかでボロが出るものです。
結末として無垢そうな弓が、本当に復讐をするためにすべて仕込んだこととなればびっくりです。
果たしてどんな展開が待っているのか楽しみですね。
かつて女の子だった人たちへのレビュー紹介
ここではかつて女の子だった人たちへの読者によるレビューを少しご紹介します。
総合的なレビューも高く、面白い・続きを待ち遠しにする声や怖いながらも読んでしまうという声も多くありました。
まとめ
これまで「かつて女の子だった人たちへネタバレ全話!最終回の考察や感想もご紹介!」のテーマでお伝えしてきました。
人間関係をリアルに描いた作品で、幼少期の影響はそのひとにとって大きいものになることを感じさせられました。
令美による弓への嫌がらせが、弓をどう変えてしまっているのか気になります。
弓の穏やかな部分しかまだ描かれていないので、これから弓の本心がどのようにして現れてくるのでしょうか。
敬士との関係性を絡めながら、令美・弓のストーリーがどう変化していくのか楽しみです。
今後の展開に注目していきたいと思います!
それでは今回は「かつて女の子だった人たちへネタバレ全話!最終回の考察や感想もご紹介!」と題してお届けしました。